【報知映画賞】2人目の女性の監督賞に三島有紀子氏 助演女優賞の田中麗奈とダブル受賞 

2017年12月20日16時49分  スポーツ報知
  • 監督賞を受賞した三島有紀子監督

 ◆第42回報知映画賞表彰式(20日)

 「幼な子われらに生まれ」で、09年の西川美和監督以来、女性として8年ぶり2人目の監督賞を受賞した三島有紀子監督(48)は「(映画を)見て頂けだけで幸せなのに、賞を選んで頂きうれしい」と喜びを語った。

 直木賞作家の重松清さんが96年に発表した小説を映画化。DVやシングルマザーなど現在も続く社会問題をとらえ、繊細な演出で家族の在り方を問いかけた。

 同作からは助演女優賞の田中麗奈(37)とのダブル受賞。「荒井晴彦さんの脚本があって、浅野忠信さんの演技と、田中麗奈さんが難しい役を空気のように演じてくれた。南沙良、鎌田らい樹、新井美羽の3人も本当に頑張ってくれました」と感謝した。

 特に南と出会ったことは大きかったそうで「南沙良を見つけなかったら、この作品は出来なかった。沙良と作った感覚でいます」と語った三島監督。南は花束贈呈で直接祝福し「私にとって初めてのお芝居。どうしようもないときに本気で悩み考えてくれた、そんな監督の作品に出会え心から幸運だったと思います」と心境を明かした。

 ◆三島 有紀子(みしま・ゆきこ)1969年4月22日、大阪府生まれ。48歳。神戸女学院大在学中に自主映画「夢を見ようよ」を製作。卒業後の92年、NHKに入局。ドキュメンタリーを中心に手がける。03年に退局し、09年に「刺青~匂ひ月のごとく~」で映画監督デビュー。主な作品に「しあわせのパン」、「繕い裁つ人」など。

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