仙女・里村代表「王者になるのが目標」2018年は“勢力拡大”

スポーツ報知
里村(後方)が最近、決め技として使っているスリーパーホールド

 センダイガールズプロレスリング(仙女)の里村明衣子代表(38)が10日までに、2018年の“勢力拡大プラン”を披露した。

 仙女は17年、初めて北海道と山口、広島で大会を開催し、成功。「どこに出ても恥ずかしくない試合が提供できる、という自信がついた。18年は新たな土地に進出したい。ホームの仙台についても(月1度開催する)宮城野区文化センター大会(約300人収容)は3年間満員を続けている。今までは秋に1度、仙台サンプラザ(2000人以上収容)でやってきたけど、今年は大きい会場での大会数を増やしたいですね」

 昨年は英国人のハイジ・カトリーナや中学1年生の愛海(まなみ)らが加入し、所属選手が8人に増えた。「それぞれの個性が伸びた。特に(仙女チャンピオンの)橋本千紘が絶対王者になりつつある。強さも存在感も別格。橋本のジャーマンスープレックスが見たいという期待で、お客様が来ている。それを覆す選手が出てくれば…」

 一選手としても気持ちは萎えていない。「キャリアや年齢から来る固定観念を、私は覆したい。橋本を倒して、もう1回、絶対的な王者になるのが目標」。3月と5月には英国遠征も予定。キャリア23年、国内外でフル稼働する。(須貝 徹)

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