ボブ・バックランド、35年前にアイアン・シークに敗れたタオル投入を「今も納得していない」

2018年4月22日16時28分  スポーツ報知
  • トークショーを行ったバックランド(左)と藤波辰爾

 プロレス界のレジェンド、藤波辰爾(64)と元WWF(現WWE)世界ヘビー級王者ボブ・バックランド(68)が22日、東京・巣鴨のプロレスグッズショップ「闘道館」でトークショーを行った。

 バックランドは、藤波が主宰する「ドラディション」の「バック・トゥー・ザ・ニューヨークツアー」で17年ぶりに来日。20日に後楽園ホールで藤波、長州力(66)と夢トリオを結成し、21日には大阪南港ATCホールで6人タッグで藤波と対戦した。

 藤波は1978年1月にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでWWWF世界ジュニアヘビー級王座を獲得。バックランドは、同年2月に同じマジソンでWWWF世界ヘビー級王座を獲得した。藤波は初公開のドラゴンスープレックスでカルロス・エストラーダを破りベルトを奪ったが、バックランドはこの必殺技を「やる方もやられる方も危ない」と感じていたという。

 藤波は当時を振り返り「あの技を出したのは、ぶっつけ本番だった。初めてのニューヨークの試合で何をやろうかと自分の中で葛藤していた。覚えているのは、ボクが勝ったんけどMSGが静かになった。それで意気揚々と控室に帰ると他の選手は冷たい視線で“なんて技をするんだ”っていう目で見ていた」と明かし「でも後々、写真で見たらボクもやっちゃいけないと思った」と集まった約100人のファンを笑わせた。

 バックランドは83年12月にアイアン・シークのラクダ固めに敗れ、約6年に渡り、守ってきた王座から陥落した。この時、セコンドのアーノルド・スコーランがタオルを投入し敗れたことを思い出し「WWFのルールでは、フォールかギブアップ以外では王座は移動しない。それなのに、タオルを投げられて王座を奪われたことは今も納得していない」と衰えないプロレスラー魂をのぞかせていた。さらに「リベンジの機会を望んでいたが、ビンス・マクマホン氏が病気になり、アイアン・シークからハルク・ホーガンがチャンピオンになった。そしてマクマホン氏が亡くなり、その機会を失ってしまった」と告白。WWFのプロモーターが故ビンス・マクマホン氏から息子のマクマホン・ジュニア氏に移ったことでタイトルを奪還することがかなわなかったことも明かしていた。

 また、日米をまたいで活躍した“大巨人”故アンドレ・ザ・ジャイアント氏の思い出を聞かれ「彼を自宅に招いた時に、カーペットの上で寝転がっていた彼がボクの娘を手の平の上にのせたのを覚えている」とバックランドが明かせば、藤波は「ブラジル遠征の時に羽田からアンカレッジ経由で行ったんだけど、アンドレが飛行機の一番後ろの席に移動してアンカレッジまでで機内にあるビールを全部飲んでしまった。後から他のお客さんが頼んでもビールはなかった」と伝説的な秘話を明かし会場を沸かせていた。

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