オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイトとのG1初戦で衝撃黒星!無言で引き上げる

スポーツ報知
G1クライマックス初戦でオカダ・カズチカを破ったジェイ・ホワイト

◆新日本プロレス「G1クライマックス28」大会(14日、東京・大田区総合体育館) ▽Aブロック公式戦30分1本勝負 〇ジェイ・ホワイト=勝ち点2(25分36秒 ブレードランナー→片エビ固め)オカダ・カズチカ●=勝ち点0

 2年間守ったIWGPヘビー級王座から陥落。今回、無冠での出場となったオカダ・カズチカ(30)が同じ「CHAOS」軍のジェイ・ホワイト(25)との同門対決で衝撃の完敗を喫した。

 試合は序盤からホワイトのペース。場外での高速バックドロップ。リングの垂れ幕を使っての首絞めとオカダは自らが「CHAOS」軍にスカウトしたホワイトのダーティーな攻撃の前に防戦一方となった。

 開始から10分以上、攻められ続けたが、トップロープからのフライングボディープレスなどで徐々に反撃。リバースネックブリーカードロップ。ショットガン・ドロップキックと見せ場を作ったが、最後はレフェリーまで意図的な裏拳で失神させたホワイトに背後から反則の金的攻撃を食らい、悶絶。必殺のブレードランナーを受け、屈辱の3カウントを聞いた。

 試合後、ノーコメントで取材陣の前に姿を見せなかったオカダに変わって、汗まみれで現れたホワイトは、いきなり「オカダ。これまで、ずっと独走状態で強かったおまえも終わりだ」と5歳年上の元王者に向けて言い放った。

 さらに「G1もCHAOSも俺のものだ。1月以降、オカダは下降し続けている。もう新日の顔ではない。この団体は、もう俺のものだ」と堂々と胸を張ってまくし立てた。(中村 健吾)

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