中邑真輔が反則でUS王座初防衛…ランディ・オートンの乱入で大混乱

スポーツ報知
ジェフ・ハーディ(左)にキンシャサを見舞う中邑真輔(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 WWEの新US王者になった中邑真輔(38)が17日(日本時間18日)、米ペンシルベニア州ウィルクスバリで開催されたスマックダウンで、前王者のジェフ・ハーディ(40)とのリターンマッチを行い、反則負けながら初防衛に成功した。

 中邑は15日(同16日)に同州ピッツバーグで行われたPPV「エクストリーム・ルールズ」でUS王座を獲得。再戦権を行使したジェフに対して、中邑はあくびをしながら「悲しいピエロだ。涙を隠すためにペイントしているんだ。今夜またピエロを泣かしてやる」と余裕の表情。

 中邑は序盤いきなりのローブローを狙う。これをかわされると、片足のバック・スタバーから低空のキンシャサを叩き込んだが、カウント2で返される。攻防が続き、終盤にキンシャサで終わらせようとしたが、かわされ、ジェフにツイスト・オブ・フェイトからスワントーンボムを食らってしまう。完全にダウンし王座陥落かと思われたが、そこへ“毒蛇”ランディ・オートン(38)が乱入してジェフの足を引っ張った。これによって中邑は反則負けとなったが、ルールにより王座は防衛となった。

 オートンはその後も場外でジェフを滅多打ちし、実況席からのエレベートDDTでとどめを刺した。王座の移動はなかったものの、牙を剥いた“毒蛇”の乱入で王座戦線は大荒れとなった。

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