G1開幕2連敗のオカダ・カズチカ、20日ペイジ戦は「笑顔で勝っていくから」
スポーツ報知
◆新日本プロレス「G1クライマックス28」大会(19日、東京・後楽園ホール、観衆1730人札止め) ▽タッグマッチ20分1本勝負 〇ハングマン・ペイジ、チェーズ・オーエンズ(5分44秒 パッケージドライバー→エビ固め)オカダ・カズチカ、外道●
開幕のジェイ・ホワイト戦、16日のバッドラック・ファレ戦と、まさかの2連敗スタートとなった前IWGPヘビー級王者・オカダ・カズチカ(30)が20日の第3戦の相手・ハングマン・ペイジ(26)とタッグマッチで激突した。
入場曲もアレンジ、いつものガウンでなく、白のTシャツに手には黄色と黒のバルーンを持って入場と大胆にイメージチェンジしたオカダ。
試合はマネジャー役の外道がペイジのパッケージドライバーを食らい敗れたが、試合後もオカダはペイジと延々にらみ合い。あわや、つかみ合いの一触即発状態となった。
汗まみれの顔でバックステージに引き上げてきた新日にカネの雨を降らせる“レインメーカー”は「熱くなってるね、ペイジ。今年は笑顔(が目標)だったな。ついカッとなってしまったよ」とニヤリ。
「こんな勝ち星に恵まれてない俺にあそこまで熱くなれる。大した存在だよ、俺は。2戦連続で負けたけど、ここから勝って、勝って、勝って、勝ってでいくから。取りあえず笑顔で」と「勝って」という言葉を何度も繰り返し、引き上げていった。(中村 健吾)