SANADA、技術で3カウント奪う「頭から落とすのだけがプロレスじゃないんだよ」

スポーツ報知
インタビューに答えるSANADA

◆新日本プロレス「G1クライマックス28」大会 ▽Bブロック公式戦30分1本勝負 〇SANADA=勝ち点4(10分45秒 後方回転足折り固め)ザック・セイバーJr.●=勝ち点2(21日、東京・後楽園ホール 満員1734人札止め)

 SANADA(30)が、ザック・セイバーJr.(30)の関節技地獄をかいくぐり、今年の「NEW JAPAN CUP」のリベンジを果たした。

 試合序盤は互いにフルネルソンを巡る戦いを見せた。ザックが、何度も巧みな動きで切り返そうとするも、その度にSANADAがフルネルソンで捕獲。その後、グラウンドの攻防ではSANADAが技術の高さを見せつけ、ザックの関節技を許さなかった。

 終盤、ザックの新必殺技「ザックドライバー」を、SANADAが得意技「Skull End」で切り返す攻防。Skull Endを狙ったSANADAが、足折り固めに切り替えザックを丸め込み3カウントを奪った。

 意気揚々とバックステージに現れたSANADAは「前も言ったけど、最後のアレ見た? アレの意味分かる? 頭から落とすのだけがプロレスじゃないんだよ」と不敵に笑った。(松岡 岳大)

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