中邑がUS王座防衛!AJは反則負けもWWE王座…サマースラム

スポーツ報知
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 WWEの真夏の祭典「サマースラム」が19日(日本時間20日)、米ニューヨーク州ブルックリンで開催され、US王者・中邑真輔(38)が前王者のジェフ・ハーディ(40)との王座防衛戦に挑んだ。

 中邑が「カモーン」とジェフをあおれば、ジェフもバカにするように中邑を真似て挑発合戦で試合がスタート。中邑はレッグ・ドロップやウィスパー・イン・ザ・ウインドを決められて、お返しとばかりにキンシャサとローブローを連続して繰り出すもジェフにかわされてしまう。

 さらにツイスト・オブ・フェイトからスワントーンボムを決められた中邑はこれを辛うじてロープエスケイプで回避。劣勢が続いた中邑だったが、再びジェフが繰り出したスワントーンボムをうまく場外に回避するとジェフはエプロンに激突。このチャンスに中邑はかかと落としを決めると、最後はキンシャサをジェフに叩き込んで勝負あり。ジェフから3カウントを奪って王座防衛に成功した。試合後にはランディ・オートン(38)がステージに登場するもリングに上がらず、無言のままステージを後にした。

 WWE王者のAJスタイルズ(41)はサモア・ジョー(39)との防衛戦を行った。会場にはAJの妻ウィンディ・スタイルズと幼い娘が見守る中、ジョーは「ウィンディ、心配するな!パパは今夜帰らないから」と挑発すると、AJは「俺がお前を倒すのを観るために来たんだよ」と試合前から舌戦を展開した。パワーに勝るジョーは強烈な打撃やトペ・スイシーダ、セントーンを繰り出して攻め込むと、AJもフォアアームやジョーの巨体を持ち上げてスタイルズ・クラッシュを決めて応戦。試合が場外戦となると、ジョーはまたしても「パパは帰れないから、俺が新しいパパになってやる」と挑発。これに怒りを爆発させたAJはジョーに襲いかかるとパイプ椅子で滅多打ちして試合は反則裁定となってしまう。王座移動はないものの試合に敗れたAJは家族に駆け寄ると、そのまま一緒に会場を後にした。

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