高山善廣がビデオメッセージで「鈴木みのるの顔をビッグブーツできるのを楽しみにしています」…小橋氏、健介氏もチョップで参戦

スポーツ報知
イベント後、高山の決めポーズ「NO FEAR」で記念撮影に納まる鈴木みのる(中央)ら選手たち(カメラ・竜田 卓)

◆「TAKAYAMANIA EMPIRE」(31日、東京・後楽園ホール)

 リング上の事故で、頸髄完全損傷を負い入院している高山善廣(51)を支援する「TAKAYAMANIA EMPIRE」が31日、東京・後楽園ホールで開催された。盟友・鈴木みのる(50)=鈴木軍=の呼びかけで、「ノーフィアー」で高山の相棒だった大森隆男(49)=全日本プロレス=、秋山準(48)=全日本プロレス=、永田裕志(50)=新日本プロレス=、天山広吉(47)=新日本プロレス=、丸藤正道(38)=プロレスリング・ノア=、里村明衣子(38)=センダイガールズ=ら各団体から38選手が友情参戦し、OBとして前田日明氏(59)、山崎一夫氏(56)らも駆け付けた。

 高山は昨年5月4日のDDT大阪・豊中大会で前方回転エビ固めを仕掛けようとして頭からマットに落下。首から下が動かない頸髄完全損傷と診断され、長期入院生活を余儀なくされている。

 鈴木はメインイベントでNOSAWA論外(41)、MAZADA(43)と組んで、太陽ケア(42)、TAKAみちのく(44)、近藤修司(40)との6人タッグマッチに登場。解説席の佐々木健介氏(52)、小橋建太氏(51)を挑発し、チョップを受けて盛り上げ、最後はTAKAをゴッチ式パイルドライバーで仕留めた(20分51秒、体固め)。

 全試合終了後、ビデオメッセージで高山が登場。話すのも苦痛そうで、声が聞き取りにくく、字幕付きで「次回どうなるかわかりませんが、足で蹴る感覚がちょっと出てきたのが分かりましたので、悪さばかりをしている鈴木みのるの顔をビッグブーツできるのを僕自身も楽しみにしています」とコメントした。最後は鈴木が音頭をとって、場内全員で高山の決めポーズ「ノーフィアー!」を叫んで締めた。

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