大仁田厚、「ボランティアレスラー」に続き米作りもデビュー 「60歳で初めて体験して感動した」

スポーツ報知
大仁田厚

 プロレスリングA―TEAMの10・28鶴見青果市場大会で7度目の現役復帰戦を行う大仁田厚(60)が4日、都内でスポーツ報知の取材に応じ、米作りデビューを果たすことを明かした。

 9月28日に開いた7度目の復帰会見で「世界初のボランティアレスラー」になると宣言した大仁田。復帰戦となる28日の鶴見青果市場大会は「ボランティアレスラーデビュー戦」と銘打ち、ストリートファイト・エニウェアフォール電流爆破バット&有刺鉄線地雷ボードデスマッチ時間無制限一本勝負で大仁田は、ケンドー・カシン、HASEGAWAとトリオを結成し、キム・ドク、橋本友彦、雷電組と対戦するが、ボランティアレスラーとして“デビュー”する一足先に60歳で生まれて初の米作りを体験したことを明かした。

 きっかけは、今年4月に出馬した佐賀県神埼市の市長選だった。選挙前に同市へ引っ越した邪道は、農家の「まさすけさん」と知り合いになり、米作りに興味を抱いた。そこで、稲の種付けから取り組み、田植え、さらには田んぼの害虫駆除、稲刈りなど米作りに携わってきたという。「それまで稲を種付けすることすら、オレは知りませんでした。今回、イチから米作りに携わって改めて1粒1粒のお米のありがたさを身にしみて感じたんですね。60歳にして新しい感動を味わえて本当にうれしいんですよ」と明かした。

 品種は西日本や九州で栽培される「ヒノヒカリ」。コシヒカリと黄金晴の交配で生まれた米は、このほど「俺の米」と名付け、5キロを数量限定でネット販売する。「初めて食べた時、あまりのうまさに感動した。オレは邪道と呼ばれているけど、この米のうまさは、王道ですよ」と太鼓判を押した。7度目の復帰戦&ボランティアレスラーデビュー戦を前に新たな挑戦も達成した邪道。一方でネット上では「引退詐欺」、「8度目の引退はいつ?」などと批判、中傷を浴びまくっているが「オレはプロレスラーじゃなくて、ボランティアレスラーだから、もう引退はないんじゃぁぁぁ~」と独自の世界観を展開していた。

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