飯伏幸太、3WAYマッチでのIWGP王座挑戦に「伝説の試合になる」…10・8新日本プロレス両国国技館大会調印式

スポーツ報知
調印式に登場した(左から)飯伏、オメガ、Cody

 新日本プロレスは7日、東京・水道橋の東京ドームシティ ラクーア ガーデンステージで「KING OF PROWRESTLING」(8日、両国国技館)のメインイベントで行うIWGPヘビー級選手権試合の調印式をファン公開で開催した。

 調印式には、3WAYマッチ(3選手同時に試合を行い、いずれかの選手が勝利した時点で決着)となったメインのIWGPヘビー級選手権試合で3度目の防衛を目指す王者ケニー・オメガ(34)と挑戦者の飯伏幸太(36)とCody(33)が出席した。

 屋外ステージを埋め尽くした超満員のファンを前に王者オメガは「こんにちは。あのさ、今日外人の英語のパフォーマンスが多いので半分ぐらい日本語で頑張ります」と流暢な日本語で前置きし「この3WAYマッチが決まってから、いろんな人にケニーさん、チャンピオンとしてイカれているんじゃないんですか?いつもと違う防衛ですよね?って聞かれます。それはそうですが、3人とも今までと違う歴史を作りたい。それは今のためでなくプロレスの未来のため。すごい素晴らしい試合を見せたいと思います」と最後まで日本語で意気込みを表した。

 飯伏は「3WAYマッチが決まったことは複雑な部分がある。違和感はあるんですが、決まった以上全力でやるしかない。全力でやるんですけど、自分はかけるものがない。自分のプロレスのキャリアをかけたいと思います。それぐらい本気で明日は戦います。伝説の試合になると思います」と約束した。

 さらに対戦する2人について「ケニーは親友だし最高の仲間だし、Codyは友達。ただ、これはなれ合いではなく明日は明日で真剣に3人が戦う。どっちに勝ちたいとかない。東京ドームのメインに立ちたい、ただそれだけ」とベルト奪取を誓った。

 Codyは「忘れられない歴史に残る試合を約束します」と闘志を燃やしていた。

 IWGPヘビー級戦が3WAYマッチで行われるのは、2005年10月8日の東京ドーム大会での藤田和之VS蝶野正洋VSブロック・レスナー戦、14年5月17日のROHニューヨーク大会でのAJスタイルズVSオカダ・カズチカVSマイケル・エルガン戦以来、4年5か月ぶり3度目となる。

 10・8両国大会の当日券は午後1時から国技館の窓口で販売される。

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