【Ｋ―１】卜部弘嵩、ＫＯ勝利もダウン喫した時は妻・高橋ユウの顔が「パッとよぎりました」

◆Ｋ―１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ　２０１８　ＪＡＰＡＮ～　第３代スーパー・ライト級王座決定トーナメント～　▽スーパーファイト　Ｋ―１フェザー級３分３回、延長１回　○卜部弘嵩（３回２分２８秒　ＫＯ）芦澤竜誠●（３日、さいたまスーパーアリーナ）

　卜部弘嵩（２９）＝Ｋ―１　ＧＹＭ　ＳＡＧＡＭＩ―ＯＮＯ　ＫＲＥＳＴ＝が、妻でモデルの高橋ユウ（２７）の前でＫＯ勝利を飾った。

　スーパー・フェザー級から階級を落として迎えたフェザー級初戦。３回に卜部は先にダウンを喫するも、その後は攻め続け、右ストレートで芦澤から１度目のダウンを奪う。続けざまに打撃を集め２度目のダウンを奪った。なんとか立ち上がった芦澤だったがフラフラで目の焦点が定まらず、レフェリーが試合を止めた。

　バックステージに姿を現した卜部は「真っ向勝負ができてうれしかったです。芦澤はいいファイターだし、いいチーム。先にダウンして、普段だったら焦っちゃうんだけど何が何でも倒してやると思ってましたから。ガッといける瞬発力が分かってきました。次はトップギアで行きたいですね」と語った。

　先にダウンを喫した際、妻・高橋ユウの顔が「パッとよぎりました」と卜部。「ここでいかないと男じゃないなと。何が何でもいってやろうと。これでＫＯされてもしょうがないという気持ちで行きました」と笑顔を見せた。

　卜部は、次の試合はフェザー級王者・村越優汰（２４）＝湘南格闘クラブ＝との対戦を希望し「そこしか見ていないし、僕以外（次の挑戦者は）いないです」と言い切った。（松岡　岳大）