姉・美憂、コーチKIDさんの魂受け継ぐ「あの子がいたから今の私がいる。バチバチの試合が出来たらいいな」

スポーツ報知
黒いサングラス姿で参列した山本美憂

 9月18日に41歳の若さで亡くなった元レスリング選手で格闘家の山本KID徳郁さんの「お別れ会」が4日、東京・青山葬儀所で営まれた。

 KIDさんの姉・山本美憂(44)は「お別れ会と言うよりは、今までKIDのことをサポートしてくれた人にありがとうっていう気持ちをこめた会でした」といい、「私もKIDも自由にやりたいことを貫いてきたって感じで、あの子がいたから今の私がいるので感謝しています」と話した。

 「本当に最後の最後まで強かったですね。痛いって言わず。つらいはずなのに、いい(格闘技の)動画を送ってきて『これやってごらん』とか、本当に最後まで…」と生前のKIDさんを思いだし涙をみせた

 また「格闘技の舞台で、私のデビュー戦にKIDの曲で2人でダンスしながら出てこれたのがすごくうれしくて。ただ、KIDがセコンドの時に勝ったことがなかったから、それがちょっと悔しい」とコーチだった弟との思い出を語り、「いつも信じてくれたので、『美憂の身体能力なら絶対誰にも負けないから、トレーニングやらなきゃダメだよ』って、それを忘れないで勝っていきます。大みそかも出る確率が高いので、KIDみたいにバチバチの試合が出来たらいいなと思ってるので楽しみにしてて下さい」と今後の活躍を誓っていた。

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