仮面女子・川村虹花がプロ2勝目!RIZIN再出場再直訴に榊原代表に「前向きに考えてみます」

スポーツ報知
プロ2勝目を挙げた川村虹花

◆女子総合格闘技「DEEP JEWELS 22」 ▽アトム級5分2回 ○川村虹花(判定3―0)宗田智美●(1日・新宿FACE)

 プロルール4戦目の川村虹花(22)=仮面女子=が2勝目(2敗)を挙げた。

 女子アナの経歴を持つ宗田智美(39)を相手に惜しくもKO勝利とはならなかったが得意の打撃やキレの増したタックルなどで終始攻め続け20―18、20―18、20―18の3-0判定勝利で総合格闘家2年目を締めくくった。

 試合後マイクを握った川村は「前回は1本負けしてしまったので、今回は絶対に勝つという気持ちで臨みました。ありがとうございました」と会場のファンに感謝。そして会場にいたRIZIN・榊原信行代表(55)に「オープニングアクトでも開場の時間でも休憩中でもいいので、年末のRIZINに出させて下さい」と春に続き再び懇願した。

 会場中から「お願いします」と声が飛んだが榊原代表は「今日の試合を見て、レベルとは別としても熱い思いが伝わった。一度前向きに考えてみます」と返答。続いて川村に「逆にあなたはRIZINに出て、何を伝えたいの?」と質問した。これに川村は「今までアイドルは挑戦してこなかったところですし。歴史を変えてたくさんの方の心を動かす存在になりたいと思います。RIZINに出たいと思っています」と言い切った。榊原代表は「DEEPの代表とも相談して結論を出したいと思います。そういう思いを持っていることをありがたいと思っています」と話した。

 川村は、昨年12月3日に開催された「DEEP JEWELS 18」において、アマチュアルールでMMA(総合格闘技)デビューし、REICA(当時19)から判定勝利を飾った。

 今年に入り開催された「―JEWELS 19」(3月10日)で、プロルールに初めて挑むも、古瀬美月(当時17)に判定負け。しかし「―JEWELS 20」(6月9日)では、山崎桃子(当時25)にパンチのラッシュをたたき込みMMA初1本勝利した。

 プロルール3戦目となった「―JEWELS 21」(9月16日)は、Yuko.S(当時31)に1本負けを喫した。

 MMAの戦績は5戦3勝2敗(内アマチュアルール1勝)。

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