“元祖・美しすぎる格闘家”長野美香、本格復帰2戦目は引き分け

スポーツ報知
ターニャ・ホフマンと引き分け肩を落とす長野美香(右)

◆女子総合格闘技「DEEP JEWELS 22」 ▽ストロー級5分2回 △ターニャ・ホフマン(ドロー)長野美香△(1日・新宿FACE)

 前回大会(9月16日・新宿FACE)で完全復活を果たした“元祖・美しすぎる格闘家”長野美香(34)=CORE王子豊島=は、引き分けに終わった。

 長野は同年齢のターニャ・ホフマン(34)=ドイツ=と対戦。攻め込まれる場面もあったが、最終ラウンドの最後に得意の腕十字を狙ったところでゴングが鳴らされた。

 リング上でのマイクアピールはなかった。

 “美しすぎる格闘家”として「DEEP JEWELS」の前身、「JEWELS」の旗揚げ戦から活躍してきた長野。五輪女子レスリング金メダリストの吉田沙保里(36)や伊調馨(34)らを輩出した中京女子大(現・至学館大)レスリング部出身で、2007年12月にMMA(総合格闘技)でプロデビュー。そのルックスの良さをいかし、モデルやタレントとして長らく“ジョシカク(女子総合格闘技)”人気をけん引した。

 女子プロレスラーとしても活躍したが、13年12月に引退を表明。結婚・出産を経て2016年8月に現役復帰した。

 その後、再休養に入るも、17年12月の「―JEWELS18」でグラップリングルール(打撃無しの組技ルール)に挑み、判定負けするも試合勘を取り戻すと、前回大会を代名詞ともいえる腕十字で勝利。この日は、引き分けに終わった。

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