斎藤彰俊、地元・仙台で清宮海斗に敗れる…29年目ベテラン「進化して帰ってきたい」

スポーツ報知
17分34秒の死闘を終え、マットに倒れ込んだ斎藤(右)と清宮

◆プロレス・ノア仙台大会(14日・仙台PIT)

 プロレスリング・ノアの仙台大会が14日、仙台PITで開催され、タッグマッチ6試合が行われた。場外乱闘や華麗な飛び技に、196人の観客が熱狂した。

 メインイベントの6人タッグマッチ60分1本勝負に登場したのは、仙台市出身の斎藤彰俊。5分過ぎに清宮海斗(22)を高く担ぎ上げ、一気に垂直式ブレーンバスターを決めた。会場を盛り上げたが、17分34秒、清宮にタイガースープレックスホールドを決められ、地元での勝利を逃した。

 1990年デビューのベテランだが、勝利への執念は変わらない。今季、清宮はシングル最強を決めるグローバルリーグを制し、王者・杉浦貴(48)とのGHCヘビー級選手権(16日、横浜文化体育館)に挑むなど、若手注目株だ。斎藤は「負けてしまったが、彼の成長は喜ばしい」とたたえる一方「次は地元の声援に応えたい。進化して仙台に帰ってきたい」と故郷での勝利を誓った。(海老田 悦秀)

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