脳しんとうで次期シリーズ欠場の飯伏幸太「必ず復活しますので待ってて」ツイッター更新

スポーツ報知
4日の東京ドーム大会でウィル・オスプレイに敗れ、担架で運ばれた飯伏幸太(カメラ・中島 傑)

 4日、東京ドームで行われた新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM13in東京ドーム」の試合での敗戦後、担架で運ばれ、脳しんとうと診断された飯伏幸太(36)=飯伏プロレス研究所=が7日、自身のツイッターを更新。無事を報告した。

 「東京ドーム大会試合後に脳震盪ということで…。ごめんなさい。今、意識はハッキリしています」とつづった飯伏。「対戦してくれたオスプレイ選手全力で勝ちに来てくれてありがとう! レフェリーの迅速な判断で大事に至らず良かった。自分の力不足。ただ、場所が場所だけに少し時間をください。必ず復活しますので。待ってて」と心配するファンに呼びかけた。

 この日、新日本プロレスも東京・目黒の本社で会見を行い、飯伏の次期シリーズ欠場を発表した。

 新日は「飯伏幸太選手は1月4日東京ドーム大会でのオスプレイ戦において、負った脳しんとうにより次期シリーズを欠場致します。また、復帰時期については未定となります」と公表。

 飯伏は東京D大会第1試合で行われたNEVER無差別級選手権試合でウィル・オスプレイ(25)に敗れ、リング上で失神。試合後、担架で運ばれていた。

 試合は、超人的な身体能力を誇る2人のハイフライヤーの激突が序盤から繰り広げられた。しかし、体重86キロのジュニアクラスとは思えないオスプレイが93キロの飯伏の後頭部への重いキック、さらにコークスクリューキックなど打撃で徐々に圧倒。飯伏の人でなしパイルドライバーで追い込まれる場面もあったが、最後はテンプルへの強烈なハイキックからの必殺・ストームブレイカーで飯伏をマットに沈め、挑戦者のオスプレイが初防衛を狙った飯伏を衝撃の失神KOで破り第23代王者となった。

 試合後の飯伏は完全に失神状態。首を固定した形で担架で運ばれ、SNS上では容体を心配する声が集中していた。

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