藤本つかさ、「女子プロレスをもう一度、全盛期にしたい」…平成最後のプロレス大賞授賞式

スポーツ報知
祝福に駆けつけたアイスリボンのメンバーとシャウトする藤本つかさ(中央)(カメラ・軍司 敦史)

 「2018年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)が17日、都内のホテルで開かれ、最優秀選手賞(MVP)に選ばれたIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(42)=新日本プロレス=ら受賞者が一堂に会した。

 女子プロレス大賞は、藤本つかさ(35)=アイスリボン=が初受賞した。3年連続女子プロレス大賞の紫雷イオ(28)がWWEに移籍して選考対象外になり、電流爆破マッチ初挑戦や山手線プロレスなどの話題をふりまいた藤本が女王に輝いた。

 赤い着物で登場した藤本は「私はプロレスに出会えて人生、得しました。喜怒哀楽をお客様といっしょに体現できるプロレスが大好きです。もっともっとたくさんの人に知ってほしい。そのためにも、ありとあらゆる手段を使って、今後もプロレスを広めていき、そして、女子プロレスをもう一度、全盛期にしたいと思ってます」とスピーチ。アイスリボンの仲間達を壇上に呼び寄せ、受賞の喜びを共有していた。

 各賞受賞者は以下の通り。

 ◆2018年度プロレス大賞

 ▽最優秀選手賞(MVP) 棚橋弘至(新日本プロレス)

 ▽年間最高試合(ベストバウト) 〇ケニー・オメガVSオカダ・カズチカ●(6月9日・新日本プロレス大阪城ホール大会、IWGPヘビー級3本勝負)

 ▽最優秀タッグチーム賞 諏訪魔(全日本プロレス)&石川修司(フリー)

 ▽殊勲賞 丸藤正道(プロレスリング・ノア)

 ▽敢闘賞 清宮海斗(プロレスリング・ノア)

 ▽技能賞 内藤哲也(新日本プロレス)

 ▽新人賞 林下詩美(スターダム)

 ▽女子プロレス大賞 藤本つかさ(アイスリボン)

 ▽レスリング特別表彰 ブダペスト世界選手権金メダリスト(須崎優衣、奥野春菜、向田真優、川井梨紗子、乙黒拓斗)

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