那須川天心を苦しめたロッタンがトーナメント欠場 代役はラジャダムナン王者

スポーツ報知
トーナメント出場が決まったラジャダムナンスタジアムスーパーフェザー級王者のルンキット・モーベストカマラー

 キック界の“神童”那須川天心(20)=TARGET=を苦しめた、ムエタイのロッタン・ジットムアンノン(21)=タイ=が、3月10日に大田区総合体育館で開幕するRISE世界トーナメント「RISE WORLD SERIES」の58キロ級トーナメントを欠場することを21日、RISEが発表した。

 RISEは「参戦予定でしたロッタン・ジットムアンノン(タイ)が58kgトーナメントを欠場することになりました」と発表。「昨年ジムサイドには参戦合意をもらっていましたが契約元の(シンガポールの格闘技団体)ONEとの話し合いがうまく進まず今年に入り数回協議しましたが、からの最終の返答で試合スケジュール期間が合わないため、参戦不可能となり欠場となりました」と説明した。

 代役として、昨年10月ラジャダムナンスタジアムタイトルマッチでロッタンから判定勝利をおさめ、新王者に輝いたルンキット・モーベストカマラー(18)=タイ=の参戦を発表。すでに参戦が決まっているルンピニー王者のスアキム・PKセンチャイムエタイジム(23)=タイ=に続き、タイ二大殿堂スタジアムの現役王者が顔をそろえた

 ルンキットは「タイでも話題になっていたRISEに出場できることになりとてもうれしい。ロッタンが日本で有名になったみたいだけど、そのロッタンは僕には勝てないからね。このトーナメントで僕が負ける可能性は0パーセントだ」と意気込みを語っている。

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