「マサ斎藤という名前を、お一人でも多くの方々の心に1日でも長く」と倫子夫人…闘将・追悼大会

スポーツ報知
マサ斎藤さん追悼式で謝辞を述べる倫子夫人(左から2人目)

◆「MASA SAITO MEMORIAL~GO FOR BROKE!FOREVER!~《闘将・マサ斎藤追悼試合》」(15日、大阪・城東KADO―YAがもよんホール)

 昨年7月14日に75歳で亡くなったマサ斎藤(本名・斎藤昌典)さんの追悼大会「MASA SAITO MEMORIAL~GO FOR BROKE!FOREVER!~《闘将・マサ斎藤追悼試合》」が15日、大阪・城東KADO―YAがもよんホールで、開催された。

 新日本プロレス元取締役の上井文彦氏(64)が、マサさんの斎藤倫子夫人と二人三脚で実施した。会場には、満員となる600人の観衆が詰めかけ、闘将を悼んだ。

 セレモニーには、米国から元WCW代表で世界的ブームを起こしたnWo(ニュー・ワールド・オーダー)の仕掛け人、エリック・ビショフ氏(63)と元nWoマネジャーのサニー・オノオ氏(56)が来日し、マサさんがスーパーバイザーを務めた健介オフィス「DIAMOND RING」出身でプロレスリング・ノアの中嶋勝彦(30)、マサ北宮(30)らがかけつけた。

 ビデオメッセージでは、ハルク・ホーガン、リック・フレアー、マスクド・スーパースター、スコット・ノートン、ドン・フライ、nWoスティングがマサさんへの熱い思いを語った。

 ビショフ氏は「彼だけのおかげさまで、nWoジャパンのビジネスを新日本に持ってきました」とマサさんの功績をたたえた。倫子夫人は「私がここに立っているのが悔しい。本来、ここに立っているのはマサ斎藤のはずです。マサさんはもういない」と涙ながらに話し「しかし、支えを見つけました。マサ斎藤という名前を、お一人でも多くの方々の心に、1日でも長く届けていただきたいという気持ちを忘れないことです。みなさま長きにわたりマサ斎藤にご支援いただきまして、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めた。

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