大仁田厚、天国の馬場さんへ「社長を愛していました。ありがとうございます」と涙

スポーツ報知
机の上で佐藤光留にパイルドライバーをかける大仁田厚

◆ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~(19日、両国国技館)

 1999年1月31日に61歳で亡くなった不世出のプロレスラー、ジャイアント馬場さんの没後20年をしのぶ「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」が19日、両国国技館で行われ、馬場さんの弟子で昨年10月に1年ぶり7度目のプロレス復帰を果たした元参院議員の大仁田厚(61)がケンドー・カシン、鈴木秀樹、保坂秀樹と組んで、グレート小鹿、長井満也、石川修司、佐藤光留とストリートファイト・トルネードバンクハウス8人タッグデスマッチで対戦。鈴木が佐藤をおさえ、大仁田組が勝利した。

 大仁田は、1973年に馬場さんが旗揚げした全日本プロレスに新弟子1号として入門し付け人を務めた。試合後、リング上でマイクを持ち「私はジャイアント馬場さんの5代目の付き人です。ハッキリ言って、ボクは最低の付き人です。だけど、ボクはジャイアント馬場さんを、社長を愛していました。天国の馬場さんありがとう、ありがとうございます」と涙を流し絶叫した。

 22日に佐賀県内の病院で両膝に人工関節を入れる手術を行う。今回の手術は、現役生活を続けるために受ける。復帰の時期は、見通しが立っていないが「悔いなく手術台の上にあがります。馬場さんありがとうございます」と人工関節を入れての復帰を誓っていた。

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