3冠王者・宮原健斗、棚橋との初対決に「今の棚橋さんの輝きに負けるつもりはない」…ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~

スポーツ報知
宮原健斗(右)が棚橋弘至にひざ蹴りをお見舞いする

「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」(19日、両国国技館。観衆=8800・超満員札止め)

 1999年1月31日に61歳で亡くなった不世出のプロレスラー、ジャイアント馬場さんの没後20年を偲ぶ「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」が19日、両国国技館で行われ、メインイベントの新日本プロレスの棚橋弘至(42)、ヨシタツ(41)と全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(29)、大日本プロレスのBJW認定世界ストロングヘビー級王者の関本大介(38)との対戦は、24分24秒、シャットダウンスープレックスホールドで宮原がヨシタツを倒した。

 試合後のリング上では、初対決した棚橋と「プロレスを最高に愛してまーす」と2人で絶叫した。バックステージでは棚橋を「唯一おっかけたい背中。カリスマ性が違う」と敬意を表しながら「だからこそ今の棚橋さんの輝きに負けるつもりはない」と対抗心をむき出しにした。

 全日本を創設した馬場さんの没後20年興行を今の全日エースとして締めたが「オールスター戦ですが普段の全日本の試合をしただけ。これでハッピーハッピで終わるつもりはない」とし「ジャイアント馬場さんの名前がなくても全日本プロレスの熱気は作らないといけない」と新たな王道伝説を築くことを誓っていた。 

 ◆全試合成績

 ▽メインイベントタッグマッチ60分1本勝負

〇宮原健斗、関本大介(24分24秒、シャットダウンスープレックスホールド)棚橋弘至、●ヨシタツ

 ▽セミファイナル タッグマッチ60分1本勝負

〇ミル・マスカラス、ドス・カラス(11分06秒、ダイビングボディプレス→体固め)カズハヤシ、●NOSAWA論外

 ▽第7試合6人タッグマッチ30分1本勝負

〇秋山準、太陽ケア、大森隆男(12分32秒、リストクラッチ式エクスプロイダー→片エビ固め)永田裕志、小島聡、●西村修

 ▽第6試合タッグマッチ30分1本勝負

〇丸藤正道、新崎人生(10分10秒、完璧首固め)●望月成晃、シュン・スカイウォーカー

 ▽第5試合スペシャル3WAYタッグマッチ30分1本勝負

〇SANADA、BUSHI(8分13秒、ラウンディングボディプレス→体固め)●海野翔太、吉田綾斗

※もう1チームは、ジェイク・リー、岩本煌史

 ▽第4試合6人タッグマッチ30分1本勝負

〇タイチ、金丸義信、TAKAみちのく(9分43秒、首固め)●渕正信、藤原喜明、青柳優馬

 ▽第3試合ストリートファイト・トルネードバンクハウス8人タッグデスマッチ30分1本勝負

大仁田厚、ケンドー・カシン、〇鈴木秀樹、保坂秀樹(6分55秒、ダブルアームスープレックス→片エビ固め)グレート小鹿、長井満也、石川修司、●佐藤光留

 ▽第2試合8人タッグマッチ30分1本勝負

本間朋晃、〇岡林裕二、野村直矢、成田蓮(アルゼンチン式背骨折り)宮本和志、橋本友彦、橋本大地、●野村卓矢

 ▽第1試合ジャイアント馬場メモリアルバトルロイヤル30分1本勝負(レフェリー・マイティ井上)

 出場選手=キム・ドク、百田光雄、ジョー・ディートン、菊池毅、垣原賢人、井上雅央、MEN’Sテイオー、本田多聞、相島勇人、TARU、土方隆司、ヤス・ウラノ、アブドーラ小林

〇百田(7分11秒、サムソンクラッチ)●井上

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