仮面女子・川村虹花「今年は無敗で」MMAへの挑戦継続

スポーツ報知
仮面女子・川村虹花(横断幕中央)の生誕祭に出演したアリスプロジェクトと前列に並んだジムのメンバー

 最強の地下アイドル「仮面女子」の川村虹花(ななか、アリス十番)が昨年12月22日に23歳の誕生日を迎えたことを受け、17日に東京・秋葉原の常設劇場「仮面女子CAFE」で生誕祭が行われた。

 祭典は1月6日に行われる予定だったが、女性アイドル初の総合格闘家としても活躍している川村は、昨年末に出場した総合格闘技イベント「RIZIN」で足を負傷。ダンスを踊ることが出来ず延期となっていた。

 ライブ復帰初日でもあったこの日、RIZIN出場でも披露した黒マント姿の仮面女子メンバーを従えて厳かに登場した川村は、約2か月ぶりのライブ出演とあって大爆発。客席へのダイブや圧巻のパフォーマンスでファンを熱狂させた。

 川村は“復帰戦”に「100点でした」とニコリ。しかし「ライブ中の呼吸の仕方を忘れてしまいまして。息継ぎどこだっけみたいな感じでしたけど、格闘技の練習はしていたので息を整えながら(頑張りました)」と苦笑いを見せた。

 この日のライブには、杉山しずかや藤田翔子ら練習でともに汗を流すジムの仲間も駆けつけた。このことについて「練習の私はあるけど、アイドルの私を見たことが無い人もいて。『違う虹花を見られてよかった』と言ってくださったり、仲間だなと思いました。うれしかったです」と照れ笑いを浮かべた。

 2017年12月3日の「DEEP JEWELS18」でアマチュアルールで格闘家デビューした川村は、REICA(20)に判定勝利。18年はプロルールで-JEWELS全試合に出場し、4戦2勝2敗(1KO)。RIZINでは、山本KID徳郁さん(享年41)の“最後のまな弟子”あい(KRAZY BEE)にTKO負けを喫した。

 「勝ったり負けたりの1年間でした」と振り返った川村。3月9日に後楽園ホールで開催される女子総合格闘技「DEEP JEWELS 23」には出場しないというが、「今年は無敗で行きたいなと。次は6月くらいだと思います。それまでにパワーアップして、強くなった『川村虹花』を見てもらいたいと思います」と目を光らせた。

 ◆川村 虹花(かわむら・ななか) 1995年12月26日、神奈川生まれ。23歳。身長158センチ、スリーサイズはB80(Cカップ)・W59・H80。仮面女子を構成する4ユニットの最上位「アリス十番」メンバー。2012年10月、所属していたアイドルグループ「OZ」のメンバーなどからスチームガールズが結成され加入。13年3月に仮面女子が結成され活動を開始した。同年8月、アリス十番に昇格。17年9月21日にプロレス団体・DDTプロレスリング「ガンバレ☆プロレス」からデビューし、同年12月3日には女子総合格闘技団体「DEEP JEWELS」からもデビューした。その後、アイドルを続けながら本格的に総合格闘技(MMA)の道へ進み18年12月31日には、総合格闘技イベント「RIZIN」に参戦。MMA成績はアマチュアルール1戦1勝、プロルール5戦2勝3敗(1KO)。

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