天山広吉、引退した飯塚高史を警戒…「もしかしてどっかで闇討ちされるかもしれんから気を付けないと」

スポーツ報知
天山広吉

 新日本プロレスの天山広吉(47)が23日までに自身のツイッターを更新。21日の後楽園ホール大会で引退した飯塚高史(52)への思いをつづった。

 天山は、「飯塚高史引退記念試合6人タッグマッチ」でオカダ・カズチカ、矢野通とのトリオで鈴木みのる、タイチと組んだ飯塚と対戦。試合は、天山が22分14秒、ムーンサルトプレスで飯塚からフォールを奪い勝利した。

 天山と飯塚は、友情タッグを結成し2008年4月27日、大阪府立体育会館で真壁刀義、矢野通が持つIWGPタッグへ挑戦。ところが、この試合で、飯塚が天山を裏切り、タッグは崩壊した。引退試合の前には、友情タッグの再結成を呼びかけたが、願いはかなわず最後も対戦するはめになった。さらに試合後は、涙を流しながら改心を求め、飯塚も一度は握手し応じたが、一瞬で裏切られ再び暴行を受け、和解することなく終戦を迎えた。

 引退試合の相手を務めた天山は、ツイッターで「本当に引退するなんて思えないぐらい強い人でした……最初から最後まで昔の飯塚高史に戻って欲しい一心で叫び続けました……ほんの一瞬、いや数分間だけ奇跡が起こりました!!でも次の瞬間、戻ってしまっていた……あなたは最後の最後まで貫きましたね……本当に長い間お疲れ様でした………」と裏切られた無念よりも最後まで信念を貫いた飯塚を讃えた。

 さらに22日のツイッターで「昨日の飯塚高史引退興行。今までの常識を覆すような幕引きでしたが、最後はもう一度“友情タッグ”で試合がしたかったなぁと思いました……また、いつかどこかであの人に遭遇することがあったらお願いしようかなぁ……いや、またもしかしてどっかで闇討ちされるかもしれんから気を付けないと…………」と今後、急襲されることを警戒していた。

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