ボートレース徳山【SG第28回グランドチャンピオン】あと6日

スポーツ報知
鳴門で行われた昨年の第27回は、石野が制してオールスターとのSG連覇を果たした

 グランドチャンピオンは91年に始まった比較的新しいSGで、出場選手が1年間のSGの成績で決まるため、SGの中のSGと呼ばれている。優勝賞金は2700万円だ。昨年優勝の石野貴之(大阪)、直前SGである第45回オールスター優勝の中島孝平(福井)、昨年のグランプリ優出者(桐生順平、峰竜太、菊地孝平、毒島誠、石野。井口佳典はF休み)が優先出場者で、昨年度のSG(昨年のオールスターから今年3月のクラシック)優勝戦完走者と、予選の得点合計上位者の、合わせて52人が出場する。優先出場者以外はA1級であることが必須で、クラシック優勝戦2着の瓜生正義(福岡)は、現在A2のため、出場できない。

 今年の第28回は徳山で開催される。徳山では64年ぶりにSGが行われる。レース場は瀬戸内海の笠戸湾に位置し、3メートルを超す潮位差がある。ここ1年(17年7月~18年6月)の1コースの1着率は64・8%で、大村に次いで2番目にインが強い。

 徳山は5月8日が初日の開催で新エンジンになったばかりで、前回SGのオールスター(尼崎)と同様で、グランドチャンピオンは5節目に当たる。1、2節目は、大峯豊が21号機で、原田篤志が64号機で、地元・山口勢の優勝が続き、3節目は北川潤二(愛知)が62号機で逃げ切り、4節目は加藤政彦(東京)が24号機で5コースからまくり差してデビュー初優勝した。(正永 岳宏)

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