吉川元浩が地元記念を制覇　尼崎ボート６６周年記念

　ボートレース尼崎のＧ１「開設６６周年記念　センプルカップ」の優勝戦が１９日１２Ｒで行われ、地元・兵庫支部の吉川元浩が５コースからまくり差し、１８度目のＧ１制覇を達成した。

　１号艇の菊地孝平が圧倒的な人気を集めたレースだったが、５Ｍの追い風の中４カドの上野真之介が０３のトップスタートからまくりを放つと、菊地が抵抗。甘くなったふところを吉川が鋭く差してきた。

　レース後、吉川は「無欲の勝利です！」と白い歯をのぞかせ、「地元で勝てて良かった、これからも応援よろしくお願いします」と、喜びを口にした。

　レースの２着には菊地が、３着には上野が入った。