ボートレース若松【G1読売新聞社杯・開設66周年記念・全日本覇者決定戦】展望

スポーツ報知
グランプリ出場へ勝負駆けでもある瓜生正義

 今年のボート界をリードする毒島誠。若松水面では昨周年が節一パワーで準優勝。そして7月のオーシャンカップが優勝と大得意水面とあって、今回も文句なしのV候補筆頭。誰が毒島の勢いを止めるかが焦点になる。

 峰竜太はグランプリ2位以内出場を目指す状況で、少しでも賞金を上積みしたい。7月のオーシャンカップでは予選トップ通過を果たしながら準優敗退と若松では悔しい思いをしたばかり。リベンジに燃えての参戦だ。

 水面相性なら若松でSG2勝を誇る菊地孝平と松井繁、SG1勝の今垣光太郎、GI2勝の吉川元浩、SG優出が5回もある田村隆信が一歩リード。石野貴之も若松ではG2制覇歴があり、オーシャンカップでも優出したばかり。連覇がかかる湯川浩司も当然V候補に名前が挙がる。今年好調な浜野谷憲吾や、若松19連勝の記録を持つ赤岩善生、直前のダービー制覇で勢いがある守田俊介も怖い存在に。

 迎え撃つ地元勢は10人。昨周年は岡崎恭裕のFなどもあって地元全員が予選敗退という屈辱を味わっただけに、今年はより一層の奮起を期待したいところ。グランプリ出場へ正念場を迎えている瓜生正義、若松では圧倒的な強さを誇る田頭実を2枚看板に、復調ムードの篠崎仁志、地元でGI初制覇を目指す西山貴浩と前田将太、九州ダービーチャンプで若松GI連覇に挑む仲谷颯仁らタレントには事欠かない。

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