JRA・松元茂樹調教師の息子、松元弥佑紀が引退「おやじより早く辞めたくなかったけど」

スポーツ報知
松元弥佑紀

 個性派レーサーの松元弥佑紀(44)=滋賀=が、住之江ボート最終日の24日、現役引退を発表した。ラストランとなった1Rをイン速攻で押し切り、見事白星で飾った。1996年11月にデビューし、通算1051勝。優勝18回、G1は三国の地区選で優出歴(3着)がある。

 13年12月の住之江大みそかシリーズでは6連勝の完全V。「それが一番の思い出ですね。その気になればA1になるのは難しくないけど、賞金王になるのは無理なので、この辺が潮時かと」。父はJRAの松元茂樹調教師。「おやじ(来年2月定年)より早く辞めたくなかったけど先日、思いを打ち明けて了承を得ました」という。

 デビューのころから選手生活は20年と決めていた。「予定より2年遅くなったけど、僕は多くの人とかかわるのが大好き。体も元気そのもの。これからは、もっと自分らしく生きたい」と松元。同支部の吉川昭男や、同期の山本寛久に惜しまれながら、住之江を後にした。

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