ボートレース芦屋のGI「第65回 九州地区選手権」あす開幕 仲谷・川上師弟対決

2019年2月8日6時0分  スポーツ報知
  • 直前の常滑周年で5度目のGI優出。勢いを持って臨む仲谷颯仁
  • 芦屋にかける思いは誰にも負けない川上剛

 ボートレース芦屋のGI「第65回九州地区選手権」はあす9日に開幕する。先月の周年で優勝を飾った峰竜太が芦屋GI4連続Vに挑戦。峰とV争いを繰り広げた岡崎恭裕、篠崎仁志、瓜生正義らの地元勢と再び激しく火花を散らす6日間になる。また、昨年の若松大会は出場選手の中で登番最若手の仲谷颯仁が優勝。連覇がかかる今回は師匠・川上剛にとってのホーム芦屋が舞台。九州チャンプに輝いたことがある師弟が、ともに2度目のタイトルを争う。

■仲谷「連覇します」師匠の調整力はすごいけど

 「連覇します」。恐れを知らない若手らしい言葉でアピールする。レースも同様に果敢で豪快だ。そこに落ち着きも加わり、昨年の若松大会はチャンスをものにした。「エンジンが出ていて運も良かった」。デビューから3年5か月のGI制覇は1期先輩の羽野直也をも上回るスピード出世だった。

 これを手始めに昨年は特別戦の出場機会が増え、SGにも5回出場。「成績はあまり良くないけど、成長できた年だった。精神的にも選手としても成長していると思う」。目立つ結果こそ残せなかったが経験値は確実に上昇。さらに上を狙う2019年になる。「記念で準優に乗れないことが続いたので、まずはコンスタントに予選を突破すること。賞金を積み重ねながら、その中で優出、優勝したい。究極の目標はグランプリに行くことです」。高い目標を掲げ、そこまでの道のりをイメージする。「今のまま続けていけばいいと思うし、何か変える必要もないと思う」。自信たっぷりの言葉を裏づける快走は、いつ始まってもおかしくない。

 転機となった昨年の地区選に続き、今年も期待膨らむ条件がある。師匠・川上剛との同時あっせんだ。「ペラとか精神面とか教えていただいてます。川上さんの調整力はすごい。感性がすごいと思う。一緒に走る時は僕は必ず出るので、今回も言われた通りにすれば大丈夫です」。頼もしい師匠の存在は機力面でも精神面でも大きなプラスになる。

 若松に比べて出場機会は少ないが、芦屋の印象も悪くない。「乗りやすい水面だし、練習で行かせてもらっているので恩返ししたい水面の一つ。西山(貴浩)さんと3人で優出できれば最高ですね」。尊敬する師匠、先輩とともに大暴れを誓う。

■川上「芦屋は譲らん」弟子の成長喜ぶも

 「(仲谷と)一緒に走るのは楽しみですよ。一回ごとに成長しているのを感じますね」。まな弟子を語る目は温かさにあふれる。そこにはさらに大きな期待も含まれている。「最初はふわふわしていたけど、地に足が着いてきた。もうちょっと着いてくれば、グランプリにも行ける選手だと思っている」

 ただ、芦屋が舞台となると目の色が変わる。仲谷の言葉にも激しく反応した。「連覇するって言ってましたか。そこだけは譲れない。芦屋なんで負けられない」。どこよりもたくさん走って来た地元水面。思い入れは誰にも負けない。

 1月の周年は低調機に苦しんだが、調整にも手応えはある。「出し切れなかったけど、ペラは分かっているつもり。リセットしてもう一度、頑張ります」。良機を手にすれば、機力出しでヒケを取ることは考えにくい。

 決意は固く「(次に芦屋で地区選が行われる)5年後は来られるかどうかも分からない。最後のつもりで取りにいきたい」。4年前の唐津大会はオール2連対での王道Vだった。地元で狙う2度目の九州チャンプの座。培ってきた全てをぶつけて勝負に出る。

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