ボートレース平和島「G1第64回関東地区選手権」エンジン分析

スポーツ報知

 平和島の現在のエンジンは、6月16日初日の開催から約8か月(24節)使用されてきた。56号機は昨年末のG1クイーンズクライマックス(QC)開幕時に高評価を得ていたエンジンの一つで、松本晶恵の優勝後、エース機とされている。寺田千恵がQC優勝戦4着以降、5節連続優出中の72号機と“2強”を形成している。

 QC開幕時に評価が高かった10号機はプロペラにヒビが入った状態で、選手が思い切った調整に取り組めないのが難点だ。それでも上位レベルは保っている。63号機は、まだ優出はないが、昨年末に急激に目立ってきた。12号機も同様の上昇機で、3節前(報知杯)に金子賢志で初優出し、2節連続で優出した。48号機では4節前の東京ダービーで浜野谷憲吾が優勝した。佐々木康幸は前検日の途中帰郷で1走もしておらず、実質2節連続優勝機だ。26号機では今年初戦の長田頼宗が3コースからまくって優勝した。48号機と26号機は乗り手に恵まれている印象もあるが、実力者と組めば、高い確率で、いい仕上がりになる。

 ランク外では、QCで使用された14、25、29、47、53、54号機、QCシリーズ優出機の13、58号機、近況上向きの16、33、35号機も有力エンジンだ。

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