ボートレース下関G1「第62回中国地区選手権」あす火ぶた エンジン

スポーツ報知

 現在使用しているエンジンは昨年2月24日が初下ろしで、今節が使い納め。これまでの流れを振り返ると、序盤は26号機と40号機がダブルエース機として君臨。その後39号機が台頭。つい最近まで43号機が新エース機になるなど相場はめまぐるしく変動した。

 昨年10月末から4連続優出するなど大活躍していた43号機だったが、今年に入って事故。その影響でパワーダウン。ギア、ペラが換わり全盛期のパンチ力はない。40号機と39号機も転覆などの影響でかつての力強さは見られない。

 エース級のエンジンでただ一つ生き残る形となっているのが26号機。年末年始に2度の転覆があり、足落ちが心配されたが、1月の一般戦で池田雄祐が強力な伸びで優出。直前の一般戦では野田部宏子が乗り、「足は全部いい」とパワーを絶賛。自身3度目となる予選突破を果たした。「男女混合戦で準優に乗るのは初めて」と話していた。初優出はならなかったが、選手間でも評判の舟足だった。

 26号機に引けを取らないのが伸び抜群の32号機。元々はワースト級の低調機だった。昨年6月の一般戦で瓜生正義がまさかの予選敗退。それが部品交換でパワーアップし別物になった。ルーキーシリーズでは溝口海義也が伸びを節一に仕上げて大暴れしたのは記憶に新しい。

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