ボートレース芦屋【開設65周年記念】G1全日本王座決定戦 小野生奈が躍動 三井所尊春は大暴れ

2017年12月5日7時0分  スポーツ報知
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 【小野生奈 8月PGI制覇】今回の周年は4年ぶりに女子選手が3人出場する。一番の理由は小野生奈が当地で8月、プレミアムGI「レディースチャンピオン」を制したからだ。

 いつタイトルをとってもおかしくなかった地元選手。ニューヒロイン誕生に地元ファンは沸いた。これが芦屋での初優勝だったのは意外だが、レーサーを志すきっかけともなった水面。練習にも一番多く足を運んできた。「以前は調整が難しくて苦手意識もあったけど、レディースチャンピオンで優勝して得意水面になったと思います」と明るく話す。

◇目を見張る活躍

 今年はその優勝にとどまらず、SGでの活躍が光る。5月の「オールスター」では3連勝も記録して予選突破。7月の「オーシャンカップ」では優出にあと一歩と迫る準優3着だった。8月には地元強豪で競う若松のお盆シリーズでも優勝。女子では4年ぶりにSG「チャレンジカップ」に出場するなど、性別の枠を超えた活躍が話題を呼ぶ。「記念になると周りのスピードがすごいので、いつも以上に全力で。そう心がけています」。いつもの元気に気合を上乗せ。水面を全開で走り抜ける。

【三井所尊春 9月GI初制覇】

 躍進続く佐賀支部の一翼を担うのが三井所尊春。今年は9月多摩川周年でデビュー17年目、待望のGI制覇を達成した。

 その勝ちっぷりも特別だった。優勝戦は伸びを生かした3カドまくり。つかんだ手応えはそれ以後も継続し、GIでの最近の決まり手はすべて「まくり」という徹底ぶりだ。伸びて一撃というスタイルは特別戦ではとりわけ異彩を放ち、ワクワク感がレースにみなぎる。現在、伸びを最も仕上げる選手と言っても過言ではない。

 「伸びへのこだわりはないんですよ。エンジン次第で、出足型ならそれを生かす」。それでも直前のSG「チャレンジカップ」では、F後にもチルト1・5にして伸び勝負に出るシーンがあった。「Fを1本持っているけど、情けないSはしない。攻めますよ」。自然と伸びが仕上がるためか、むしろこだわりとも受け止められる。

◇「芦屋は大好き」

 水面相性の良さも特筆ポイントだ。「芦屋は大好き。地元の唐津と似てるんですよ」。前回Vもさることながら、常に快速のイメージだ。伸びの威力は果たしてどこまで。不利な状況をも覆す強烈パワーがみられるか。

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