ボートレース平和島「トーキョー・ベイ・カップ」エンジン分析

スポーツ報知

 平和島では昨年6月に現在のエンジンになってから23節が経過し、各エンジンは14~18節使用された。昨年10月にダービーが開催された頃は、10号機と51号機が19号機と、ほぼ同等の評価を得ていて“3強”が形成されたが、季節に関わらず常に高いレベルを保ってきたのは、やはりエース機の19号機だ。昨年末に転覆などのアクシデントがあったが、正月開催では杉山貴博が圧倒的なパワーを見せて東京ダービー(報知杯)を制した。19号機にとっては単独トップの3回目の優勝になった。

 10号機は2連対率こそ5位だが、19号機に準ずる存在だ。ダービーで深川真二にSG初優勝をもたらした58号機は優出回数が6回で19号機と並んでいる。それを上回って7回で1位なのが2節連続優出中の30号機。49号機はダービーで角谷健吾が底上げに成功し、以降、長田頼宗が優勝、山田竜一が優勝戦2着になり、地元勢の手によって仕上げられている。

 番付外では、東京ダービーで浜野谷健吾(優勝戦6着)の25号機、中野次郎(優勝戦3着)の61号機、前節、川崎智幸が使用15節目にして初優出させ「いいエンジンだと思います。40%くらいの感触」と評価した15号機、平和島が得意な松田大志郎が初優勝に導いた66号機も上位機の一角だ。

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