G1「徳山クラウン争奪戦・開設64周年記念競走」 寺田祥 2日目DR戦6号艇

スポーツ報知
Fなし記録を継続してSG覇者となった寺田祥

 【SG制覇の勢い】寺田祥(39歳・山口支部)

 17年は若松ボートレースメモリアルでSG初優勝。デビュー20年目の悲願達成に「やっとスタートラインに立てた」と控えめに話した。そして、10年ぶりにグランプリにも出場した。最後の6人には残れなかったとはいえ、最終日の順位決定戦では逃げて白星。存在感は示せたはずだ。

 15年3月。当時、2910走、11年7か月も選手責任のスタート事故を起こしていない寺田は、ボートレース振興会から特別表彰を受けた。だからと言ってSが遅いわけでもなく、長らくA1級にいてSGは1回、GIは5回の優勝。14年10月に選手責任の出遅れ(L)があるものの、最後にFを切ったのは03年2月。それから3700走以上も切っていない。強くてFを切らないSGレーサーは、彼しかいないと言っても過言ではない。

【18年初戦徳山V】

 18年は、徳山の正月レースで優勝と幸先のいい滑り出し。徳山では13回優勝していて、GIは05年の中国地区選手権でV。さあ、2度目のGIタイトルに期待しよう。「It’s、ショウ(Show)、Time!」。寺田劇場の始まりだ。

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