ボートレース平和島G1「トーキョー・ベイ・カップ」あす開幕 エンジン分析

スポーツ報知

◆エンジン分析

 平和島の現在のエンジンは、6月16日初日の開催から使用されている。64周年が4節目に当たり、過去3節のうち、すべてで使われたのが19、28、54号機、2節目(6月26日からの6日節)の1節だけ使われたのが40号機で、その他の61基は3節中2節で使われた。

 エンジン評価をするのは、まだ難しい段階だが、現状で判断すれば、62号機と72号機が横綱級だ。特に62号機が1節目(6月16日からの4日節)の初戦で記録した1分48秒1は、現行エンジンの最高タイムだ。3節目(7月4日からの6日節)での照屋厚仁(兵庫)は3日目まで得点率トップで、初優勝が狙える状態だった。4日目のコンマ08の非常識なFは、機力が良すぎたことが災いしたとも言える。14走しか使用されていないが、エース機の最有力候補だ。72号機は直前節でFを切ったばかりの斎藤真之(岡山)が好スタートを連発し、行き足が良かった。坂東満(静岡)は準優で、同じく上位機の58号機の梶原正(福岡)に競り勝って優出するなど、全体的に良かった。

 番付に載らなかったエンジンにも活躍しそうなエンジンは多い。1節目で大須賀友(愛知)が優勝した10号機、3節目で122期の渡辺健(東京)がF後も好走した22号機や、35、70、75号機なども力がありそうなエンジンだ。

 なお、ボートもエンジンと同じく6月16日初日の開催から新しくなったばかりで、少なくとも2節は使われている。

(正永 岳宏)

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