ボートレース鳴門「G1大渦大賞 開設65周年記念競走」総展望

スポーツ報知
16、17年とSGを制した相性いい水面で石野が大渦大賞Vを目指す

 地元徳島勢とともに気合が入るのは大阪支部・住之江軍団だ。燃えているのは石野貴之だろう。5年連続6回目のグランプリ出場へ今は正念場。2016、17年とSG2Vを果たし、ベスト6入りの当確を打ち出していた。しかし、今年は現状で33位あたりと11月のチャレンジカップ(芦屋)出場も決まっていない。だが、鳴門は16年・オーシャンカップ、17年・グランドチャンピオンと2年連続SGを制し、今後の特別戦線での巻き返しへ格好の舞台。狙うは大渦大賞初Vだ。

 湯川浩司、丸岡正典の85期コンビはともに近況好リズム。湯川は8月まるがめ・メモリアルで優出し、丸岡も7月若松・オーシャンカップで優出(ともに6着)。湯川は優勝ならグランプリ出場圏内に。丸岡はランク20位あたりに浮上できる。

 松井繁は大阪支部でただ一人、ベスト18以内にいる。少しでも上積みを図りたい。木下翔太とともに勝負駆けは田中信一郎だ。今節、優勝争いを演じて続く住之江・高松宮記念、蒲郡・ダービーにつなげたい。

 地元勢では田村隆信が優勝候補。夏場以降、調子が上がってきただけに期待は大だ。市橋卓士は地元周年初Vへ気合が入る。林美憲は60周年以来の大渦大賞Vに挑む。

 今年のSGウィナーの毒島誠、中島孝平、井口佳典も優勝争いしそう。63周年覇者の菊地孝平は当所とは好相性。今年8Vと絶好調の吉川元浩の走りにも注目だ。

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