ボートレース戸田GI【戸田プリムローズ】7日開幕! 支部長・須藤「勝負レースも平常心で臨む」

スポーツ報知
須藤は2日目のドリーム戦で3号艇に入った。地元周年初制覇を狙う

 ボートレース戸田のG1「開設62周年記念戸田プリムローズ」が7日から開催される。年度は違うが2月に続く今年2度目の周年は地元・埼玉支部9人、女子レーサー3人を含むA1級のトップクラス52人がしのぎを削る。初の地元記念制覇を狙う埼玉支部長の須藤博倫(40)、前回61回大会で地元周年を初優出(3着)し、5月一般開催で戸田初Vを決めた佐藤翼(30)が今大会への意気込みを語った。

 ―62回目の地元周年記念が開幕します。今年は5V。来年3月には戸田でクラシックも開催されますね。

 「周年に関しては59周年のリベンジ(2号艇でイン奪取も07の勇み足)的な気持ちがあります。戸田のG1は優勝のチャンスが何度かあったが、全部逃している。実際のところ戸田が一番勝ちづらいですね」

 ―勝ちづらい理由は?

 「地元だから考えすぎなところがある。15年の関東地区選手権は優勝できたが、精神的に勝たなきゃいけないとか、準優で1号艇に乗らなきゃいけないとか…。そういう意味では今回はフラットな気持ちで臨みたい。決して楽をしているわけではなくて、全国メンバーと戦う周年でむしろ結果は出したい」

 ―6月、8月のお盆開催でも走りましたが、近況の戸田のイメージは?

 「仕上がりは、だいたい中堅上位がいっぱいかな。抜けきるような仕上がりにできていないのが本音。この今のエンジンを超抜に仕上げるのはなかなか難しい。超抜じゃなくても他の要素で勝たないといけない。やはりスタートで行くのが絶対条件。夏場は南風で6月は思い切って一節間スタートが行けなかった。冬場の戸田の方がスタートはしやすいのかな」

 ―クラシックは桐生順平と中田竜太は出場権を持っています。地元勢の気合の入り方は?

 「クラシック開催が決定してから支部の雰囲気がいい。桐生が埼玉を引っ張っている印象が強いですが、個々の意識がみんな高くて実力もついてきている。後輩からもらえる刺激も大きいです。優勝5回で出場できそうな気もするけど、他力じゃなくて自力で決めたい」

 ―2日目のドリーム戦は3号艇。頂点を目指す周年の意気込みを。

 「次走にはダービー(蒲郡)も控えるが、オールシーズンやっている中で勝負レースは年間の何個かあって、そこの一つが周年。ダービー前に疲れてもいいやと思えるぐらい(笑い)。下手な競走はできない。面白いレースを見せたいですね。それが仕事なので」

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