ボートレース戸田GI【戸田プリムローズ】モーター分析

スポーツ報知

 戸田のモーターは今年の6月29日から使用されて、戸田62周年記念で10節目を迎える。ある程度の傾向が出てきている。ここまで3優出1Vの11号機がエース機と言えよう。複勝率も56.6%と高い数字を示している。初おろしのシリーズから軽快に動いていた。さらに2節目の畔柳俊吾は優勝戦に進出し3着。「パンチがあって、全部の足がいい」と高い評価を下した。そこから3節連続でベスト6入り。お盆シリーズでは中田竜太が「足は完璧じゃないですか。伸びも、スリットの足もいいと思うが、一番いいのは回った後ですね」と抜群の足で優勝を飾っている。近況は目立った走りはしてないが、「戸田巧者No1決定戦」では宇佐見淳が終盤に3連勝を飾った。

 38号機も伸びだけに限定すれば、トップに立っている。お盆シリーズで鈴木博がダッシュ戦で他艇を圧倒したが「スロー向きじゃない」と課題を残している。3度目の優勝を飾った庄司樹良々は「(伝説の)44号機になれると思っています」と表現した。スリット同体から1艇身伸びたのを見ると、あながち大げさに感じない。

 32号機に原田富士男は「前検は直線で下がっていた。ペラを調整して出足、回り足が上向いた」と手応えを口にした。ピット離れも良く、実戦向きの足に仕上がる。15号機は出足、ターン系が好調でストレートの足も中堅上位はあるバランス型。中堅機だった9号機を徳増秀樹が仕上げた。どちらかと言えばターン系が特徴となる。28号機は複勝率37%と数字は低いが3回優勝戦に進んでいる。伸びは良好だが、ターン系統に不満を漏らす選手が多い。

 番付には入っていないが、出足良好な62号機、調整が合えば抜群になる25号機にも注目したい。

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