ボートレース三国「G1北陸艇王決戦 開設65周年記念」展望 毒島ここも主役

スポーツ報知
今年のボートレース界を先導した毒島が優勝候補の筆頭だ

 今年のボートレース界の“顔”ともいえる存在である毒島を、優勝候補の筆頭に推す。SGを2V(7月若松オーシャンカップ、8月まるがめボートレースメモリアル)、G1を3V(7月平和島、10、11月鳴門)とビッグレースを5回も制覇。すでに賞金は1億円を超え、賞金ランキング1位を独走した。直前のSG芦屋「チャレンジカップ」でも優勝戦3着という快走ぶりだ。グランプリの前哨戦として、大暴れを期待する。

 地元勢の奮戦からも目が離せない。中心となるのが3年ぶりのGP出場を決めた中島だ。安定感のあるレース運びできっちり上位へ進出する。今垣も、三国では特に爆発力を発揮する。ギリギリに攻めたスタートから、鮮やかな速攻戦を展開する。武田もエンジンが仕上がれば、持ち前の攻撃力で白星を並べるタイプ。独自の伸び型プロペラ調整スキルを持つ下出は、まくりを連発しそう。

 注目度急上昇なのが馬場。直前のSG芦屋「チャレンジカップ」でSG初優出初Vの偉業を成し遂げ、GP初出場を決めた。準優では3周タイム1分44秒4をマークし、現行エンジンの最高記録も塗り替えたスピードスターが、03年11月の初出走の水面でもある三国で暴れる。松井、石野の大阪コンビも怖い存在。両者ともに得意水面である三国で、総合力の高さを見せつける。

 ほかグランプリ出場メンバーである、浜野谷、池田、岡崎も当然、V戦線に絡んでくる。

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