ボートレース芦屋G1「全日本王座決定戦 開設66周年記念」エンジン解析

スポーツ報知

【相場はほぼ固定】

 現行エンジンは6月8日が使い始めで半年以上が経過。11月にはSGチャレンジカップも行われ、相場は固まっている。

 注目機は3つ。常に節一を争う42、馬場貴也がSG初Vを飾った44、中村尊がコースレコードを更新した22だ。

 特筆すべき冠の付く2基に対して、いまだ優勝もないのが42。ただ機歴をたどれば、やはりこれがエース機と言える。乗り手の平均2連対率29・2%に対して、エンジン2連対率は45・8%。65基の中でその差は一番大きく、乗り手を普段以上の好成績に導いた。チャレンジカップでも石野貴之が優出。優勝した馬場と双璧の仕上がりだった。

【伸び〈44〉出足型〈22〉】

 馬場が優勝した44は強力な伸びが特徴。記念レーサーの手に掛かれば、そこに出足も加わってくる。出力低減エンジンの最速タイム44秒2をたたき出した22は出足型の傾向。2連対率は高くないものの、連続優出中の近況上昇機で、前操者の渡辺伸太郎も太鼓判を押していた。

 直前の正月開催では、7、13、43などがトップグループを形成した。2節前に山一鉄也が優勝した18、小野生奈がレディースチャレンジカップで強力に伸びていた12もマークしたい。

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