ボートレース芦屋G1「全日本王座決定戦 開設66周年記念」峰竜太 4年連続勝率トップの2億円レーサー

スポーツ報知
前回大会は8戦5勝で圧倒した峰竜太。大会3連覇の偉業に挑む

 ボートレース芦屋のGI「全日本王座決定戦 開設66周年記念」は、あす15日から20日まで6日間の熱戦を展開する。注目は峰竜太の大会3連覇なるかどうか。昨年の賞金王は芦屋とは相性抜群。今回もV戦線をリードする可能性は十分。ただ、地元勢も負けてはいられない。特に芦屋特別戦に3大会ぶり出場の瓜生正義は、水面実績で峰と引けを取らない。ニュースター候補の羽野直也や岡崎恭裕、篠崎仁志らの地元勢に、毒島誠、太田和美、菊地孝平ら遠征勢も強力。芦屋最強を決める戦いから目が離せない。

【36年ぶり記録へ光】

 4年連続勝率トップに立ち、グランプリ制覇で獲得賞金2億円に到達。2018年は名実ともにボート界トップを極めた。迎える新年、ここ芦屋で新たな勲章を手に入れる。「芦屋周年3連覇は意識しています」。過去には常松拓支が達成しているものの、36年も前の話で、忘れられていた記録に光を当てる。

【19節12優出7V】

 水面相性はとにかく抜群だ。これまで19節走って12優出7V。GIは出場4節中、3優出3V。「芦屋は好きな水面。ただ、いつもエンジンが出るわけではない。あまり出てない時に周年を勝ったこともあります。走りやすいイメージがあってレースしやすい。組み立てがやりやすい」と分析する。

 昨年11月のSG「チャレンジカップ」でもその威力を発揮した。「ボロエンジンの割に頑張れた。途中から上向きました」。減点7がありながら予選2位の活躍。優勝したのは馬場貴也だが、優勝戦の2コース差しは機力互角なら勝者が代わっていたといえるものだった。

 「5年連続の最高勝率に向けては年始めのリズムが大事。いいリズムを下げないようにしないといけない」と気合を入れ直す。「2019年最初のGIが相性いい芦屋です。当然狙えるところ。いいレースをお見せできるように頑張ります」。相性抜群の地から最高のスタートを切る。

 峰 竜太(みね・りゅうた) 1985年3月30日生まれ。33歳。佐賀県出身。佐賀支部。04年11月唐津デビューの95期。同期は山田哲也、岡村仁、海野康志郎ら。SG2勝を含む通算58V。09年1月芦屋地区選でGI初制覇。生涯獲得賞金は約9億2600万円。

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