ボートレース蒲郡「G1オールジャパン竹島特別 開設63周年記念」展望

スポーツ報知
エンジン出しの精度が抜群な石野。今シリーズも快速機に仕上げる

 昨年のグランプリ戦士6選手、SGタイトルホルダーが18選手と、今大会も強力遠征勢が集結する。注目選手は目白押しだが、取り分け注目すべき9選手を紹介する。

 近況、当地で好成績を残しているのは石野貴之だ。当地では中堅機でも上位級に舟足を仕上げる印象がある。17年ダイヤモンドカップV、そして記憶に新しい昨年のダービーでは2連率30%前半のエンジンを相棒としたが、準優、優勝戦ではうなりを上げるような伸びにまで仕上げて優出(3着)した。

 ディフェンディングチャンピオンの桐生順平は昨年、唐津周年の準優でのフライングで一時期、記念戦線から姿を消したが、ベスト18入りを果たした。次点で惜しくもファイナル進出は逃したが、17年のMVPとしての意地を見せた。今年は地元で10連勝の完全V、多摩川3Daysで準Vの好スタートを切り、リズムは上々だ。抜群の旋回スピードを武器に連覇を狙う。

 昨年、SGを制した白井英治、井口佳典、そしてダービー王の守田俊介は当地周年記念を制している上に、近況も好成績を残しているだけに、今シリーズも有力なV候補だ。

 笠原亮は当地G12Vと好相性を誇る。安定感という点ではやや欠けるが、ツボにはまった時は手に負えない。

 グランプリ13年連続出場を逃した松井繁は反攻の年とすべく開幕ダッシュを狙う。

 原田幸哉は12月の一般戦で予選トップ通過も、準優敗退。今シリーズはその時のリベンジに燃える。

 勢いがあるのは山田康二。地元の唐津ダイヤモンドカップでG1タイトルホルダーの仲間入りを果たすと、グランプリシリーズで優出(3着)。今年に入っても堅調で本格化の雰囲気が漂っている。

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