ボートレース江戸川G1「開設63周年記念 江戸川大賞」鬼門の江戸川Vで24場制覇の毒島

スポーツ報知
昨年のボートレース界を引っ張った毒島。今年も最初の開催を優勝し、幸先良いスタートを切っている

 最後の最後に賞金1位の座を峰竜太に譲ったが、昨年のSG・G1戦線をリードしたのは毒島誠にほかならない。若松オーシャンカップ、まるがめメモリアルを連覇し、グランプリでは不利な大外から準優勝。G1優勝も3回を数え、年間通して安定した活躍を見せた。

 激闘を終えての年末、1週間の休暇で心身ともにリフレッシュ。「家族で温泉に行ったり、スノーボードに行ったり、久しぶりにゆっくりできたかなと。心が安まるというか。ずっと子供と遊んでいた。レースに行くのが楽しみになるぐらい(笑い)、子供とべったりで。幸せですね」と、パパの顔になって目を細めた。

 桐生の正月開催は、展開不利があった1走を除いて9戦8勝とパーフェクトな内容でVを飾り、最高のスタートを切った。全国24場のうち、毒島は現在23場で優勝しており、残るは江戸川のみ。最後まで残っているだけあって、鬼門と言えるレース場だ。通算勝率は5点台、優出も過去に2度しかない。プラスに働く材料が「ない…」と肩を落とすほど苦手だが、昨年来の勢いがあるじゃないか! 静水面、好モーターと条件が整えば、全場制覇達成の瞬間が訪れるかもしれない。

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