ボートレース浜名湖「G1第64回東海地区選手権競走」勢いある井口の得意水面

スポーツ報知
今年も各地で好走している井口。相性のいい浜名湖で3回目の東海地区選制覇を目指す

 三重支部というくくりを飛び越えて、今年ボートレース界で最も勢いに乗っていると言えるのが井口だ。1月の蒲郡周年は優勝戦2号艇で出場。強烈なピット離れを見せて1号艇の桐生順平相手にインを奪取。そのまま押し切って通算14回目となるG1優勝を決めた。続くとこなめ周年でも優出4着。それでも井口は「まだ始まったばかり。いいスタートを切っているとは思わない」と気を引き締める。浜名湖では昨年のクラシックを含めてSG優勝が2回。間違いなく「相性はいい」水面だ。これまで東海地区選手権は2回制しているが、いずれも地元津でのもの。「他の場でも勝ちたい」と3回目の地区選制覇に意欲を燃やす。

 昨年グランプリに出場した新田は今年に入ってからも芦屋周年、江戸川周年とG1戦で連続優出。安定感はピカイチだ。

 森は2010年以来となる地区選出場。G1優勝経験のある浜名湖で健在ぶりをアピールする。一時はリズムを崩していた坂口だが、今年1月からA1級に復帰。いい時の走りを取り戻しつつある。井口と同じ85期の桐本、荒川もG1経験は豊富。勢いに乗れば初のタイトルを獲得するだけの地力はある。G1タイトルホルダーの安達もエンジン力次第で好勝負する。

 黒崎はF2という厳しいハンデを抱えての参戦。それでも3節前の浜名湖戦では予選オール3連対にまとめて1号艇で優勝戦に進出。0台のスタートも決めているように軽視は禁物だ。

 南は浜名湖がデビュー初優勝の地。平田も当地では16年7月のG3イースタンヤングで優勝経験がある。イメージのいい水面で躍動する。松尾は1月の芦屋周年でG1初優出。トップレーサーとの実戦は大きな糧となっている。地力と勢いをつけて浜名湖に乗り込む。

 女子の塩崎は男女混合でのG1戦は今回が初出場。混合戦でも優出経験はあるように、男子にも通用するスピードを兼ね備える。積極果敢な全速攻撃で一発を狙う。

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