ボートレース桐生【G1レディースチャンピオン】あと5日。松本が地元初開催をモチベーションに自己最高勝率

スポーツ報知
6月・桐生ヴィーナスシリーズ選手紹介式でファンの前に立つ土屋千明(左)、松本晶恵

 レディースチャンピオン(以下LC)初開催の桐生。地元・群馬では松本晶恵、土屋千明の2人が出場権を獲得し、栄えある大舞台に挑戦する。

 2016年にG1クイーンズクライマックス優勝、賞金女王に輝いている松本は、今大会の優勝候補の一人として挙げられる。「LC開催が決まってうれしかった。ドリームに乗りたいと思って頑張った」と一念発起し、ドリーム戦6号艇の座を射止めた。18年後期適用勝率は自己最高の7・45をマークし、5月の尼崎オールスターではSG初の予選突破。準優では2着争いにも加わり、成長ぶりを見せつけた。LCに合わせて「リズム、モチベーションを上げて行くつもり」。直前のまるがめヴィーナスシリーズではオール2連対Vを飾り、有言実行で調子を上げている。

 5月・桐生G3オールレディースでエース機を引いた土屋は、デビュー16年目にして初優勝を飾った。勝率的にはLC出場が安泰でも、1度でも責任事故をすると選出除外の瀬戸際で攻め続け、優勝とLC出場権をダブルで手にした。「優勝はうれしかったし、絶対にLCに出たいと思って頑張ってきた。(出場選手として)新聞に名前が乗った時はメチャクチャうれしかった」とはじける笑顔。「桐生は調整が難しいと言われる水面。地元の利を生かして、しっかり誰よりも早く合わせて、いい状態でレースに臨みたい」と意気込んでいる。

(佐々木 伸)

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