ボートレース桐生【G1レディースチャンピオン】あと3日。女子戦ならイン絶対ではない水面

スポーツ報知
夏場は水面が比較的穏やかな桐生。センターでも勝機は十分にある

 ボートレース桐生は阿左美沼の一角にあり、水質は淡水。水面は標準的な広さだが、ピットから2Mまでの距離が長い。ピット離れの差が出やすいため、思わぬ進入になることもある。

 標高が高く、気圧は低め。他場と比べるとパワー不足で回転の上がりが悪く、特に夏場は出足、行き足に影響を及ぼす。近1年(2017年7月~18年6月)のコース別1着率は成績は〈1〉48・9%、〈2〉15・7%、〈3〉13・0、〈4〉13・5、〈5〉7・2、〈6〉2・0%(丸数字はコース)。SG、周年ではイン1着率が50%を超えるが、実力差がある普段の一般戦や女子戦はイン絶対ではない。センター以内なら十分勝機があり、5コースでも上位着を狙える。当地で行われた5月・G3オールレディースのイン1着率は42・5%、6月・ヴィーナスシリーズは同43・7%にまで低下していた。

 夏場は水面が穏やかだが、風向きが向かい、横、追いと変わる傾向で、スタートが難しい。機調整を含め、気象の変化に対応した選手がインに入れば無難な決着になり、逆に中外勢にのぞかれるようだとまくり、まくり差しで穴が出る。

 モーターは昨年末から使用しており、エース機は61号。ほかにも上位機の54、62、18、19号、上昇中の71、48号が有望だが、調整の難易度が高い当地は機歴、数字通りに出ないことがよくあるので要注意。チルト角度はマイナス、ゼロ、05、1の4段階が使用可能となっている。(佐々木 伸)

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