ボートレースまるがめ【SG第64回ボートレースメモリアル】あと5日 1コース1着率52.8%は全国平均よりやや低い

スポーツ報知
若松で行われた昨年の第63回では、寺田祥が悲願のSG初優勝を果たした

 ボートレースメモリアルは1955年に始まり、ボートレースダービーに次ぐ長い歴史を持つSGだ。今年は第64回で、ボートレースまるがめで行われる。優勝賞金は3500万円だ。メモリアルは出場選手が各レース場からの推薦で決まるのが最大の特徴で、出場選手は推薦してくれたレース場や支部の期待を背負って走る。

 昨年の優勝者(寺田祥)、昨年のグランプリ優出者(桐生順平、井口佳典、峰竜太、菊地孝平、毒島誠。石野貴之はF休み)、直前SGである第23回オーシャンカップ優勝者(毒島誠)が優先出場者で、開催場を除く全国23のレース場から各2人ずつ(優先出場者を含む)推薦された46人と、開催場の希望選手(森高一真、片岡雅裕、重成一人、山崎智也、太田和美)に、オーシャンカップで毒島が優勝したことで、予備1位の湯川浩司が繰り上がって、出場52選手が出そろった。

 まるがめでのSGは昨年7月の第22回オーシャンカップ以来で、メモリアルは5年ぶりの開催になる。レース場は瀬戸内海に面していて潮位の変化がある。ここ1年(17年8月~18年7月)の1コースの1着率は52・8%で、全国平均(53・7%)よりやや低く、6つあるナイター場の中では、桐生に次いでインの1着率が低い。

 現在のエンジンは昨年11月30日初日の開催から約9か月使用された。2連対率53・8%で、唯一50%を超えていて、優出5回、優勝2回の17号機がエース機の評価を得ている。また、7月17日初日の開催から新ボートになり、各ボートは、まだ1~3節しか使用されていない。(正永 岳宏)

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