ボートレースまるがめ【SG第64回ボートレースメモリアル】あと3日。毒島がSG初Vの好相性水面でSG連覇に挑む

スポーツ報知
直近SGの若松オーシャンカップ覇者・毒島。まるがめでは2013年のメモリアルでSG初Vを飾っている

 7月の若松オーシャンカップで通算3度目のSG制覇を成し遂げた毒島誠(34)=群馬支部、92期=。翌節の平和島周年では通算7度目となるG1優勝も飾り、いい流れでメモリアルに臨む。

 史上16度目、今回はSG2大会連続Vがかかるシリーズ。「気にしていないし、気にしても仕様がない」と笑って一蹴したが、開催場のまるがめは出世のきっかけをつかんだプールだ。遡ること2013年、同場で行われた第59回メモリアルは予備1位から繰り上がりで出場。予選4位、準優1着で優勝戦1号艇となり、逃げてSG初Vを達成している。「まるがめは好きですし、自分を大きくしてくれたレース場。どの場もですが、特にまるがめを走る時は感謝の気持ちが強いですね」。

 思い入れが深い上に、瀬戸内の水面そのものもお気に入りの一つ。「気持ち良く乗れる海水は好き。調整は合わせやすい方かな。みんなも同じだと思うけど、ボートが掛かるんですよ。自然と乗りやすいから、調整を足の方にシフトしやすい」と話しており、いいイメージを持ってエンジン出しにも取り組めそうだ。

 現在の賞金ランキングは、1位の白井英治に次いで僅差の2位につけている。グランプリのトライアル2ndも見えてはいるが、「1走1走、結果を求めていかないと」と慢心はない。守りには入らずに、好相性の当地で全力の高速レースを披露する。(佐々木 伸)

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