ボートレース浜名湖【プレミアムGIヤングダービー】あと2日。羽野が平成生まれ初制覇狙う

スポーツ報知
昨年の最優秀新人の羽野が、初日ドリーム戦1号艇に乗る

 ヤングダービーは、14年の第1回(戸田)は出場選手の大多数が昭和生まれだった。その後、平成生まれの割合が徐々に大きくなり、今年は昭和生まれの選手が出られる最後の大会になった。

 羽野直也(福岡)は昨年10月の大村65周年で、平成生まれで初めてG1優勝して、最優秀新人に輝いた。この1年間はSG、G1のステージで戦い続け、23歳ながら、今大会の大半を占める20代後半の選手より実績は豊富だ。浜名湖では、2度目のSG出場だった3月のクラシックで、初めてSGで予選を突破した。勝率1位で堂々とドリーム戦の1号艇を獲得した。平成生まれ最初のヤングダービー覇者を目指す。昨年の第4回(蒲郡)準優勝の仲谷颯仁は、同じ福岡支部の羽野と常にしのぎを削ってきた。今年は九州地区選手権(若松)でG1初優勝し、7月にG3ウエスタンヤング(下関)を制した。

 磯部誠(愛知)は8月のメモリアル(まるがめ)で初めてSGに出場し、今大会の出場者ではただ一人、10月のSGダービー(蒲郡)にも出る。昨年優勝戦4着の木下翔太(大阪)はSGオーシャンカップ(若松)でドリーム戦を経験した。

 昭和生まれの9人を含めて、20人が最後のヤングダービーに挑む。G3イースタンヤング(津)を制した秋元哲とドリーム戦6号艇の佐藤翼は、昨年の中田竜太に続く埼玉支部での連覇と、来年3月に戸田で開催されるSGクラシックの出場権獲得を狙う。昨年優出した椎名豊(群馬)はルーキーシリーズ第4~6戦を3連覇した。双子の松尾充・拓(三重)兄弟は、最初で最後の同時出場になる。(正永 岳宏)

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