ボートレース【SGグランプリ開催まであと15日、G1クイーンズクライマックス開催まであと24日】赤岩善生、浜野谷憲吾、太田和美

スポーツ報知
赤岩善生

〈整備巧者9年ぶり登場赤岩善生(42)愛知 GP13位〉

 昨年はF2で棒に振ったが、今年は順調だった。5月に宮島G164周年、7月に三国G2MB大賞で優勝した。地元・蒲郡で行われたダービーの前のF休み中に賞金ランクを落とし、19位で迎えたチャレンジC(芦屋)で優出して9年ぶりに戻ってきた。過去2回の出場ではトライアルで敗退したが、06年にはGPシリーズで優勝した実績がある。「いつも通り、自分の仕事をするだけです」。整備手腕を発揮して勝ち進む。

〈最多12回目悲願挑む浜野谷憲吾(45)東京 GP14位〉

 6月に、まるがめ66周年で約3年ぶりにG1優勝し、F休み明け2節目だった10月のG1高松宮記念(住之江)も制して出場を決定的にした。昨年はF2に陥ったが、今年は果敢なスタート攻勢と道中のしぶとい走りが目立った。GPは優勝戦1号艇で敗れた10年以来、8年ぶりで、12回目は今年では最多だ。「久しぶりだから、緊張しないように頑張ります。減量しますよ」。復活を遂げたエースが、初めての頂点を目指す。

〈F休明けも不安なし太田和美(45)大阪 GP15位〉

 F休みまで残り2節、11月上旬の徳山65周年で約2年半ぶりにG1優勝して一気に出場圏内に入ってきた。昨年のF2が大きく響いて、A2という身分で今年を迎えた。SGに出られない中、3月の三国MB大賞優勝など、主にG2戦で踏ん張り続けたことが、最後に効いた。トライアル1stは過去2回とも(15年、16年)突破している。「F休み明けでGPということに不安はない」。松井繁不在の地元を支える役割を担う。

ギャンブル

×